論理的・言語・計算 日常の活動のほとんどを担う
左脳の脳トレはじっくりと
脳は右脳と左脳の2つに分かれており、右脳は潜在意識を司り、一方の左脳は顕在意識を司っています。
今までは、脳トレには左脳を働かせて記憶力を鍛えることが重要視されていました。
左脳は耳から聞こえる言葉や口で言葉を話すこと、目で文字を覚えるなど、言語を理解する言語脳といわれており、人間が生きていく上で一番必要な知識を記憶してくれるからです。
左脳は物事を理解したり分析したりする能力の他に、理性や考え方などの意識分野をも司るため、右脳よりもたくさん使われています。
ただし、左脳は容量が小さいため、毎日吸収される情報を処理できても、ずっと過去にまで遡ってすべてを記憶しておくことができません。
つまり、古い記憶をどんどん捨てて新しい情報を上書きして記憶していくのです。
そのため左脳だけを脳トレしても、一生懸命記憶したことが残らないで消えてしまう可能性があり、右脳とのバランスを考えて脳を鍛えることが重要という考えに変わってきています。
左脳は、日常生活を送る上で使われる頻度が右脳よりも高いとされています。
学校教育をみても、国語や英語などの語学授業や、暗記をしたり論理や方程式ばかりの数学や社会など、左脳を使うものが授業の大半を占めています。
しかし、バランスの良い脳トレは左脳だけでなく右脳も一緒に鍛えることが大切なのです。
例えば読書をする時には、まずは右脳で文章をイメージで認識した情報を左脳に送り、左脳が文字を読解していきます。
このことからわかるように、脳トレをするなら左右の脳がバランスよく働くよう均等に鍛えることが脳の活性化につながるのです。
左脳の力を活かすトレーニング法
左脳は、言葉を認識したり論理的な考え方を組み立てたりする能力と、人付き合いなど対人関係も上手にこなすことができる能力とを兼ね備えています。
その他にも、計算をしたり話したりする時にも左脳が大きく関わってきます。
それに対し、右脳は個性や芸術的感覚などのセンスや、物事を直感的に捉えることに長けています。
そのため、これまでの脳トレでは生活機能を円滑に行えるように左脳だけを鍛えることが注目されていました。
左脳を効果的に鍛えることで、勉強はもちろん、学校や会社でも人間関係の形成や、社会に対する適応力などが養われます。
一般常識を学んだり、足し算引き算、読み書きなど、生きていく上で最低限のことができるようになるのが左脳の働きです。
左脳を効率よく脳トレするには、普段の生活の中に脳トレを盛り込むと良いでしょう。
左脳を活性化させるには、本を読んでいろんな漢字を学んだり、英語や韓国語などの語学の勉強をしたり、物事を分析したり推理したりするのが効果的です。
左脳が元々持っている力をさらに鍛え上げていくことが、左脳の力を活かす脳トレになるのです。
左脳がちゃんと働いている人は、右脳も一緒に働くようになります。
例えば、左脳をメインに使うとされる将棋の世界で天才と言われるような名人は、左脳だけではなく右脳も同時に使っていることがわかっています。
効果的な脳トレをすることで、左脳の力と同時に右脳の力も引き出すことができるのです。
